ヤマケイ
山と渓谷の略称であり、愛称でもありますが、登山とか好きな人が呼んだりするかもしれない雑誌類です。
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なすこはたまに登山をします。
とはいえもう12月ですから、今年はもう終了です。
登山て何が楽しいの?と聞かれても困ります。私自身楽しいと思ったことは無いので。
登山は普通に体力が必要で、凄く凄く大変です。もう一歩も動けない!って普段なら「ねを上げる」限界(?)をとうに超えてても容赦なく登るわけです。あ、いや本当に一歩も動けなかったら登れませんし、どちらかというと無理なら容赦なく下りるべきですが、その辺はメンバーが居たり、自分が道を知らなかったりするわけですから結果登るしかない!となって、結局のところもう一歩も動けないというほど疲れていないことがばれてしまうわけですw。
・・・兎に角大変なのです。だから「富士山が見えるよー」「海が綺麗にみえるねぇ」とか言われてても「は?それが何か?ソンナコトヨリしんどいんです。休ませて!」って内心思いながらも、口では「わぁ、凄いねぇ」なんて笑顔なのです。きっと引きつった顔してるんでしょうけれど・・・。
で、そんなきつい思いをしてもまた行ってしまう。どちらかというとMではないはずのナスコが、そう思ってしまう理由は分かりませんが、いってしまうんだからしょうがない。
*
さてそんなナスコをまねて山に行こう!と思ったら。
何を買いましょうか?3,000m級の山とか雪山とかを除けば、とりあえずお金を掛けてちゃんと専用用具を買うべきなものを列挙します。
(1)靴
(2)ウェア
(3)ザック
(4)トレッキングポール(ストック)
(1)おしゃれは足元からといいますが、登山も結局は自分の足で登るのです。ですから専用の登山用の靴を買いましょう。スニーカーは駄目です。登れなくはありませんが駄目です。登山靴よりも手軽なトレッキングシューズをまずは購入しましょう。見た目も気分を盛り上げるためには重要です。くるぶしが隠れるミッドカット以上にします。出来れば単なる靴屋さんではなく、ちゃんと登山用としての知識を持っている店員さんに相談しながら、決めましょう。あ、靴下も厚めのものをちゃんと用意しましょうね。間違っても石田純一バリに、素足にシューズや、ストッキングにシューズなんて洒落てないし洒落になってません。出来れば足の爪はキッチリ切るべきですが、どうしても短く切れない人などは、指が5本に分かれている薄手の靴下の上にさらに厚手の靴下をはくといった工夫をしましょう。
(2)ウェア・・・山はとりあえず全天候に耐えられる装備が基本です。全天候とは言いましたが、そりゃ吹雪とかそういうのは別です。また、熊谷の夏みたいなああいうのも別です。常識的に5℃~20℃ぐらいの気温で基本は晴れ。でもひょっとしたら雨が降るかもしれないぐらいのありがちな天候です。最初から荒れると分かっている場合は辞めましょう。靴もそうですが、雨で染みてくるようなものは最初の一着一足ではパスしましょう。雨具は別に持っていけば良いじゃん!という考えも分からなくはないですが、荷物は持たないほうが良いです。例えば、テント。200gも違えば値段もうんと変わります。そのぐらい山の装備は軽さが重要視されるのです(性能は同じでという前提)。なお、雨合羽とハードシェルと呼ばれるアウトドア用のアウターは別物です。どちらも防水性という意味では同じですが、ハードシェルに使われる素材や製法はもっと高度なものです。ゆえに高価です。さすがに雨合羽を着て半日登山は内側からびしょびしょになりますね。
ウェアは⓪動きやすいこと。①雨に強いこと。②汗を上手に逃がしてくれること③軽いこと、④簡単に破けたりしないこと。⑤よく乾くこと。⑥保温性があること、⑦可愛い・格好いいそんな順で考えれば良いかもしれない。
ちなみに、昔のスキーウェアやダウンのように1着でどうこうするのではなく、外側から・・・ハードシェル、ミドルレイヤー、ベースレイヤー(+インナー)という具合に重ね着で撥水・透湿・保温性・体温調節といったウェア全体として必要とする機能をロケーションに応じてバランスできるようにするのが重要です。なお、基本的に天然素材のウェアは避けたほうが無難です。
(3)ようするにリュックです。まずは30リットルクラスのザックを1つ買いましょう。デイパックは駄目でないですが、ヤッパリ駄目です。登山用ザックは強いこと、それと多くの荷物を上手に背負うための工夫が沢山あります。同じ重さの荷物を背負っても、体に対する負担を感じにくく作られています。高いものではないので、必ずザックカバーも買いましょう。雨の日にかぶせて水の浸入を防ぎます。中身がぬれるのを防ぐ効果もありますが、それより水が浸みて重くなるのも防いでくれます。なお、単に荷物を放り込むのではなく、ちゃんと重量バランスを考慮してパッキングするのが登山家のたしなみです。とはいえ一言で言えませんし、なすこも初心者なので見よう見まねです。
(4)トレッキング・ポールはスキーのストックみたいな棒です。登山に慣れていないナスコがそうであるように、ポール無しで登ると全体重を2本の足で支えることになるため、本当に疲れます。棒があればとても楽になります。とはいえ棒が重ければ本末転倒なので、軽くて丈夫なものを選びます。なすこはカーボン製を購入しました。結構高かったです。1万円以上のものをできれば購入したら良いと思います。腕力に自身があれば安いものでOKです。
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ウェアのベースレイヤーの一種ですが、下半身のベースレイヤーとしてスポーツ用のタイツをオススメします。サポート力のあるものであれば、翌日以降の疲れの取れぐあいも違います。
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上記がそろったら今度はほとんど必須に近いけど・・・というものです。
基本は安全装備です。例えば、地図、コンパス(ああココまでは必須アイテムかも)、ライトです。最近はヘルメットなんかも人気らしいです。
次に快適装備。例えばレインハットなどです。当然雨の日とかであれば必須です。これも単に雨を防ぐだけではなく、紫外線対策や群れ防止など快適性をある程度考えたものを選びたいです。ココまでそろうと普段傘なんか持つのがバカらしいと思えるほど水には結構無敵になれるはずです。
最後に楽しい装備。カメラや調理セットなど。
楽しい装備はおいといて、快適装備までを本来なら必須アイテムといいたいところです。快適じゃなければ無理がある。無理をすると、リスクが増える。リスクが増えれば事故が増える。事故が増えれば、命を落とす。そんな理由です。実際には経験して分かることっていっぱいあるので、まずは一人では行かず、なれた方と一緒に行き、そこで気付くことを次回の宿題としておきましょう。ただし、死んだり、大怪我したりしたら次回もありませんので、絶対に怪我や事故をしないよう準備や注意を怠らないよう注意しましょう。
*
最後に・・・山では山小屋を除き、トイレなどないと考えましょう。いやもう基本ないと思ったほうがいいです。日帰りの登山なら事前に済ませます。外でするのが絶対いや!という人は登山はやめましょう。水分補給を怠るようでは登山は無理です。
山小屋泊の場合、お風呂的なものはあっても基本石鹸類は使用禁止です。一人ひとりが使う量はたいしたものではないですが、ルールと理解して我慢しましょう。なので、基本なすこは山小屋泊は無理かも。せいぜい、前日昼過ぎから登って、山小屋にとまり、翌朝日の出とともに起きて、下り始めるとか正味1日が限界かなっ。もっと体力がないと、沢山の荷物背負って登るなんて出来ませんから・・・。下着類は家を出てから帰るまでよほどのことが無い限り履き替えることは無いと考えます。
ペットボトルなど一切のゴミは絶対おいて来ないこと。山においていっていいのは足跡だけです(キリッ)。たとえみかんの皮など自然にかえるものであっても例外ではありません。
単なる屋外レジャーと登山は一緒にしてはいけません。夏休みに河原やビーチで羽目を外して、バカ騒ぎし、ゴミを捨て、自然と他人に迷惑を掛ける連中とは違うのです。とはいえ、それでも山を傷つけているということを自覚して、感謝と、敬意と畏怖をもって山に向かいましょう。
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なすこはたまに登山をします。
とはいえもう12月ですから、今年はもう終了です。
登山て何が楽しいの?と聞かれても困ります。私自身楽しいと思ったことは無いので。
登山は普通に体力が必要で、凄く凄く大変です。もう一歩も動けない!って普段なら「ねを上げる」限界(?)をとうに超えてても容赦なく登るわけです。あ、いや本当に一歩も動けなかったら登れませんし、どちらかというと無理なら容赦なく下りるべきですが、その辺はメンバーが居たり、自分が道を知らなかったりするわけですから結果登るしかない!となって、結局のところもう一歩も動けないというほど疲れていないことがばれてしまうわけですw。
・・・兎に角大変なのです。だから「富士山が見えるよー」「海が綺麗にみえるねぇ」とか言われてても「は?それが何か?ソンナコトヨリしんどいんです。休ませて!」って内心思いながらも、口では「わぁ、凄いねぇ」なんて笑顔なのです。きっと引きつった顔してるんでしょうけれど・・・。
で、そんなきつい思いをしてもまた行ってしまう。どちらかというとMではないはずのナスコが、そう思ってしまう理由は分かりませんが、いってしまうんだからしょうがない。
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さてそんなナスコをまねて山に行こう!と思ったら。
何を買いましょうか?3,000m級の山とか雪山とかを除けば、とりあえずお金を掛けてちゃんと専用用具を買うべきなものを列挙します。
(1)靴
(2)ウェア
(3)ザック
(4)トレッキングポール(ストック)
(1)おしゃれは足元からといいますが、登山も結局は自分の足で登るのです。ですから専用の登山用の靴を買いましょう。スニーカーは駄目です。登れなくはありませんが駄目です。登山靴よりも手軽なトレッキングシューズをまずは購入しましょう。見た目も気分を盛り上げるためには重要です。くるぶしが隠れるミッドカット以上にします。出来れば単なる靴屋さんではなく、ちゃんと登山用としての知識を持っている店員さんに相談しながら、決めましょう。あ、靴下も厚めのものをちゃんと用意しましょうね。間違っても石田純一バリに、素足にシューズや、ストッキングにシューズなんて洒落てないし洒落になってません。出来れば足の爪はキッチリ切るべきですが、どうしても短く切れない人などは、指が5本に分かれている薄手の靴下の上にさらに厚手の靴下をはくといった工夫をしましょう。
(2)ウェア・・・山はとりあえず全天候に耐えられる装備が基本です。全天候とは言いましたが、そりゃ吹雪とかそういうのは別です。また、熊谷の夏みたいなああいうのも別です。常識的に5℃~20℃ぐらいの気温で基本は晴れ。でもひょっとしたら雨が降るかもしれないぐらいのありがちな天候です。最初から荒れると分かっている場合は辞めましょう。靴もそうですが、雨で染みてくるようなものは最初の一着一足ではパスしましょう。雨具は別に持っていけば良いじゃん!という考えも分からなくはないですが、荷物は持たないほうが良いです。例えば、テント。200gも違えば値段もうんと変わります。そのぐらい山の装備は軽さが重要視されるのです(性能は同じでという前提)。なお、雨合羽とハードシェルと呼ばれるアウトドア用のアウターは別物です。どちらも防水性という意味では同じですが、ハードシェルに使われる素材や製法はもっと高度なものです。ゆえに高価です。さすがに雨合羽を着て半日登山は内側からびしょびしょになりますね。
ウェアは⓪動きやすいこと。①雨に強いこと。②汗を上手に逃がしてくれること③軽いこと、④簡単に破けたりしないこと。⑤よく乾くこと。⑥保温性があること、⑦可愛い・格好いいそんな順で考えれば良いかもしれない。
ちなみに、昔のスキーウェアやダウンのように1着でどうこうするのではなく、外側から・・・ハードシェル、ミドルレイヤー、ベースレイヤー(+インナー)という具合に重ね着で撥水・透湿・保温性・体温調節といったウェア全体として必要とする機能をロケーションに応じてバランスできるようにするのが重要です。なお、基本的に天然素材のウェアは避けたほうが無難です。
(3)ようするにリュックです。まずは30リットルクラスのザックを1つ買いましょう。デイパックは駄目でないですが、ヤッパリ駄目です。登山用ザックは強いこと、それと多くの荷物を上手に背負うための工夫が沢山あります。同じ重さの荷物を背負っても、体に対する負担を感じにくく作られています。高いものではないので、必ずザックカバーも買いましょう。雨の日にかぶせて水の浸入を防ぎます。中身がぬれるのを防ぐ効果もありますが、それより水が浸みて重くなるのも防いでくれます。なお、単に荷物を放り込むのではなく、ちゃんと重量バランスを考慮してパッキングするのが登山家のたしなみです。とはいえ一言で言えませんし、なすこも初心者なので見よう見まねです。
(4)トレッキング・ポールはスキーのストックみたいな棒です。登山に慣れていないナスコがそうであるように、ポール無しで登ると全体重を2本の足で支えることになるため、本当に疲れます。棒があればとても楽になります。とはいえ棒が重ければ本末転倒なので、軽くて丈夫なものを選びます。なすこはカーボン製を購入しました。結構高かったです。1万円以上のものをできれば購入したら良いと思います。腕力に自身があれば安いものでOKです。
*
ウェアのベースレイヤーの一種ですが、下半身のベースレイヤーとしてスポーツ用のタイツをオススメします。サポート力のあるものであれば、翌日以降の疲れの取れぐあいも違います。
*
上記がそろったら今度はほとんど必須に近いけど・・・というものです。
基本は安全装備です。例えば、地図、コンパス(ああココまでは必須アイテムかも)、ライトです。最近はヘルメットなんかも人気らしいです。
次に快適装備。例えばレインハットなどです。当然雨の日とかであれば必須です。これも単に雨を防ぐだけではなく、紫外線対策や群れ防止など快適性をある程度考えたものを選びたいです。ココまでそろうと普段傘なんか持つのがバカらしいと思えるほど水には結構無敵になれるはずです。
最後に楽しい装備。カメラや調理セットなど。
楽しい装備はおいといて、快適装備までを本来なら必須アイテムといいたいところです。快適じゃなければ無理がある。無理をすると、リスクが増える。リスクが増えれば事故が増える。事故が増えれば、命を落とす。そんな理由です。実際には経験して分かることっていっぱいあるので、まずは一人では行かず、なれた方と一緒に行き、そこで気付くことを次回の宿題としておきましょう。ただし、死んだり、大怪我したりしたら次回もありませんので、絶対に怪我や事故をしないよう準備や注意を怠らないよう注意しましょう。
*
最後に・・・山では山小屋を除き、トイレなどないと考えましょう。いやもう基本ないと思ったほうがいいです。日帰りの登山なら事前に済ませます。外でするのが絶対いや!という人は登山はやめましょう。水分補給を怠るようでは登山は無理です。
山小屋泊の場合、お風呂的なものはあっても基本石鹸類は使用禁止です。一人ひとりが使う量はたいしたものではないですが、ルールと理解して我慢しましょう。なので、基本なすこは山小屋泊は無理かも。せいぜい、前日昼過ぎから登って、山小屋にとまり、翌朝日の出とともに起きて、下り始めるとか正味1日が限界かなっ。もっと体力がないと、沢山の荷物背負って登るなんて出来ませんから・・・。下着類は家を出てから帰るまでよほどのことが無い限り履き替えることは無いと考えます。
ペットボトルなど一切のゴミは絶対おいて来ないこと。山においていっていいのは足跡だけです(キリッ)。たとえみかんの皮など自然にかえるものであっても例外ではありません。
単なる屋外レジャーと登山は一緒にしてはいけません。夏休みに河原やビーチで羽目を外して、バカ騒ぎし、ゴミを捨て、自然と他人に迷惑を掛ける連中とは違うのです。とはいえ、それでも山を傷つけているということを自覚して、感謝と、敬意と畏怖をもって山に向かいましょう。
by KusanaghiMotoko
| 2012-12-17 22:01
| ブーム
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